入試小論文の核心

小論文入試に臨む受験生のための小論文の書き方マニュアルを公開中です。入試にうかる小論文の書き方とは?

国民性の変貌の演習ポイント

今回も『推薦入試マスター』のページにご訪問ありがとうございます。

本日も張り切って『塾長@進学指導』独自の切り口で推薦入試を家庭&塾で乗り切る秘訣をくわ~しくご紹介したいと思っています。


この内容ではそんな成績のあがるワーク&トレーニングの旬な受験生注目情報を最速に更新しています。

特定の案件に対して、論者が様々な意見を言っていきます。あなたの意見や主張と同じ人については、「このように論じると納得できる」と感じるでしょうし、「この論じ方では納得できない」と思えばあなたならばどう論じるべきなのか、シミュレーションができます。

また、どんな意見や主張においても反対の立場に立つ人はいるわけですから、その立場を頭ごなしに否定するのではなく、「なぜこの人はこう意見や主張たのか」などと興味を持ってみましょう。

小論文を書くときに、「反論もあるだろうな」と予測しながら書いていくこともとても重要なことですからね。
日頃からアンテナを張り巡らせて、社会の動きや出来事に関心を持つようにしましょう。独りよがりな小論文の書き方では、読み手を納得させることは難しいですよ。


このページではテーマ「国民性の変貌」の外せないポイントをご紹介します。

現代の日本を「せわしない」というイメージで捉えていますか。歩きながら携帯電話を使用したり、友達との会話の途中にもメールを打ったりする行為などからそのようなイメージを抱きがちです。「せわしない」と感じさせる日本人の動作について、「国民性」にまで及んで論述するには、もう少し多方面からの分析による説明も必要です。

携帯電話の例のみから「せわしない」点を「現代日本人の国民性」だと論述することには多少の無理があり、携帯電話の使用方法については、「せわしない」点を問題だと捉える以前に、携帯依存(片時も携帯電話を手放せないような使用状況)が問題だと指摘することもできそうです。現代人を評して、「資本主義であることが日本人の競争意識をかきたて、それにより他人よりも多く働き、多くのことをより早く得ようとする意識がわいてくる」と、主張するのであれば、昭和初期の日本も同じように資本主義の道を歩んでいたわけですから、「おおらかさ」を失ったのは資本主義であることが原因だと一言で済ませるのでは不十分です。

さらに考察を深めて、資本主義であることがなぜ「競争意識」をかきたてることになったのか、「競争意識」を持ってことにあたらねばならないことが、どのような場面で、どのように問題となって表れてきたのかを、もう少し具体的に捉えていくことが必要ではないかと思います。そうすることで「現代の日本人におおらかさが見られなくなった理由」についても具体的に述べることができるようになるのではないでしょうか。

入試小論文では与えらたテーマについて自分の意見を主張することやデータから傾向を読み取ることや内容を要約することなど、様々な側面から受験生の実力を判断しようとします。日頃の問題意識の持ち方や考え方が小論文入試対策には欠かせません。

推薦入試は非常に奥が深いと思っています。マッチベストな推薦入試メソッドのマスターしたい秘訣はまだまだこれからです!末永く当サイトにお付き合いくださいね♪

では次回のご訪問をお待ちしています。

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