入試小論文の核心

小論文入試に臨む受験生のための小論文の書き方マニュアルを公開中です。入試にうかる小論文の書き方とは?

科学者の重責の考察ポイント|あと一年の小論文対策

今日は朝から小雨がパラついています。

設問の意図を正確に読み取ることはとても重要です。また、問題点をみつけだす切り口はあなたの身の回りにきっとあるはずです。たとえばテーマが高齢化社会である場合、家族や親族の老後の生活はどうあって欲しいですか? 近所にひとり暮らしのお年寄りの人はいませんか? 何か困っている事はないでしょうか。そこにはどのような問題があるでしょうか。その問題点をみつめる視点をいろいろな角度に変えてみてください。

なかなか思うように勉強することが出来ないあなた。ぜひとも当サイトにお付き合いくださいね!受験生がマスターしたい成績のあがるワーク&トレーニングを公開中です。

個性と協調性の両立の難しさについては、果たして、その両立は不可能なのか、可能だとすれば、そのためにどういった教育や社会のあり方が必要なのか、といった点についても、ぜひ考察を深めてみてください。あなた自身の見解に加え、日本社会の現状をも踏まえた、意義のある小論文に仕上げることができると思います。

このページではテーマ「科学者の重責」の外せないポイントをご紹介します。

科学者のモラルや自覚が非常に大きな要因となることは確かでしょう。ここで大きく問題となっているのは、個人のエゴや保身と、その時点での最新の知見(副作用など)とを天秤に掛ける行為です。最新の報告や情報から、開発者や調査者が中立の立場から正確な判断をすること要求されます。

そしてその行為は科学者としては当たり前の行為であり、その判断が難しいことではないでしょう。自身に情報をフィードバックして検証し、正しい結果と判断を公表することが、ごくごく当たり前に行われるような構造がもし想定できるならば、科学者がどのような範囲で責任を負うべきなのか、もう一度整理して考えてみましょう。そのためにも、科学者を取り巻く企業や行政の体制についても、現実的な視点から考えてみましょう。企業の利潤追求主義と、科学研究を切り離せないものだろうか、私達が科学技術に対して、常に監視の目と公正な判断ができるように、正しい情報の公開と責任の追及ができる体制はどうあるべきだろうか、と考察を進めていくとどうでしょう。

つまり制度的な手立てによって科学者に無用な利害関係が及ばないようにすることができないでしょうか。あなたはどのように考えますか?こうした考え方は、科学者も私利私欲から自由ではありえないとするシニカルな考えにもとづくものですが、より現実的な対策として考慮しておいても良いのではないでしょうか。ぜひ、自問自答で考察を深めてみていただきたいと思います。

また、小論文入試対策を十分におこなった上で集団討論の準備も始めましょう。

どうですか?なんとなく今までうまくいかなかった推薦入試もなんとかなりそうだ!という気になってきませんか?

当ブログでは失敗しようがないベストな自宅学習の本音の感想を頑張る受験生と保護者の方にお届けしていきます。いつでも当サイトにお越しくださいね。

今日は『推薦入試マスター(管理人)』の記事に最後までお付き合い頂きたいへん感謝しています。次回またお会いできることを楽しみにしています。


さらに小論文の書き方についての詳しい内容はこちら

  • 課題文の読み取り|画期的な小論文試験ノウハウ


  • この記事の関連ワード
    大阪大学 看護 三重大学 二水高校 例題 

    カテゴリー:テーマの詳説

    « 個人と集団の調和のキーポイント    子供の好奇心を育むを考える視点 »
    Copyright © 2009 入試小論文の核心. All rights reserved